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オペラでスタート

2025.01.29

今年初めての舞台は、
オペラ「カルメン」
Company11名が参加、
3つの場面に出演させていただきます。

①煙草工場の女工の喧嘩の場面
②酒場のジプシーたち
③闘牛士のイベントで踊るフラメンコダンサー

それぞれに興味深い役柄で、
クラシックバレエとは違い、クラシックバレエではいけない配役。
「違うなよなぁ、、、」と思いつつ
とにかく動いてみるしかない。

昔は、、とはあまり言いたくありませんが、老舗バレエ団の下で育った私は、幼い頃から何度となく「スペイン舞踊」をこの目で観てきました。初代の団長はスペイン舞踊専門の方だったからです。いつも眉間に縦ジワを寄せ、真っ白なフラメンコのお衣裳を着て一人で踊っていらっしゃった姿は、子供心には正直あまり楽しいものではなかったですが、唯々凄いものでした。やはりチュチュとトゥシューズに憧れたあの頃ですが、今思えばあれが私をこの場所まで運んでくれたのだと思う。それだけに限らず団公演に決まりのように足を運んだフェスティバルホール。
ここでも白いバレエは退屈でいつも居眠っていたにも関わらず、その心が今、私のバレエを語らせてくれています。
私は凄いところで育ってきたのだと改めて思います。しかし、今の人にとればそれは「今どき」のスタイルではないのでしょう。
もう、伝わらないのかなぁ、、、と悲しくはあります。

話はもどりますが、
ジャンルが違うとはいえ、演出の奥村さん初め、プロフェッショナルを目の前にして正直思うことは、心身ともに「このままではいけない」ということだけです。
特に、あまり意識が高いとはいえない面々であることは誰の目にも映っていることじゃないかな、と思い残念です。今の一番の悩みはこれですね。

お衣裳は
あれこれ調達し、ある意味楽しんでいます。
本番まであと1ヶ月足らず。
じっくり自分なりに役柄を研究し、
想像力を働かせ、単なるヴァリエーションダンサーには出来ないことを味わえること、私なら心から嬉しいし、ワクワクする。羨ましい。

プロフェッショナル性というものは、音にあり、歩みにあり、静の立ち姿にあり、そして感性のよさとは「間」ではないかと思います。
難しいようですが、近い人にはわかるのではないかな。

では、
出来上がりを楽しみにしてください。
声もだします。

ぜひ、ぜひ、観にきてください。